2025/09/03(水)
痛みの根本原因は姿勢の悪さです!は嘘?
カテゴリー:院長ブログ
こんばんは。誠一郎です!
今日は姿勢についてのお話ですが、以前から痛みを作る原因として姿勢不良が大いに関係してると理論立ててきたのですが、自分の中で、本当に姿勢が良くなればほとんどの痛みは楽になっていくのか疑問がありました。
というのも、腰痛とか、肩こりとか積み重なった負担の末に出てくる大まかな痛みに関しては姿勢全体の再構築が必要になってくるのですが、それでもやっぱり局所を見ないと変えられない症状があるのも事実でした。
つまり、再発を繰り返さないように姿勢を教育していくことは大事でも全体を見すぎて局所を見なくていいなんてことは無いと言うことです。
まず、姿勢が悪くても痛みがない人はいるという事実
姿勢というものは、日常生活をスムーズに動く為に効率化を図った結果という視点です。
つまり「姿勢不良=悪」という概念そのものを否定する考えから始まります。
「姿勢不良=悪」説を否定することによってほとんどの人の姿勢の辻褄が合ってくるように感じます。
例えば、デスクワークならパソコンディスプレイの位置が低いから腰を丸めて猫背を作り頭の位置や目線を画面に合わせます。
他にもハイヒールを履くと踵の位置が高くなることから重心は前方へ傾きます、その結果前に倒れないよう腰を余計に反らして姿勢をカバーしたりします。
つまり、姿勢とは日常生活の外部の環境設定に対して反射または反応した結果になるのです。
だから外部環境設定を変えた方がいいなんて言うまでもないですが、現実的にそうはいかない人も多くいるわけです。
あと全部変えたら人生結構つまんなくなります。笑
ただ、肝心な姿勢と痛みの関係性ですが、正直、姿勢が悪いからといって痛みが出るかは分からないが答えです。
姿勢が悪いことで痛みが発症してしまったり、姿勢が悪くても痛みが一生でないかも知れない。
この二者の決定的な違いの定義はほぼないに等しいと思ってて、強いて言えばなんかのタイミングで急激なストレスを受けたかどうか。くらいでしょうか。
宝くじの当選確率の違いみたいなものかも知れません。笑
姿勢が悪い人の方が痛みの当選確率が高いだけで当たるかどうかは分からない。
だから姿勢不良というものは一方では悪いようにも思えますが、もう一方ではその日常生活ではむしろ効率的になるようカスタマイズした体勢なのかも知れないです。
ですが!….
それでも僕は姿勢を改善することをお勧めします。
それは、僕の中での良い姿勢の定義は『機能的な姿勢』という解釈だからです。
機能的な姿勢とは簡単にいうと動き出しやすい姿勢です。
静的立位姿勢(止まったまま立っている状態)で猫背や反り腰に見えたものが背筋がまっすぐになったり腰の隙間が減ったりすることで喜ばれるお客様も少なくないですが、大事なのはいかに日常生活が楽に過ごせるかであって本来動くことまでを考慮した姿勢作りに価値基準を置くべきなのです。
見た目が良くなることに価値基準を置いてしまっているお客様や施術者が多く、その方の生活背景まで考えた調整になっていないことが多いのです。
だから、姿勢改善とは見た目の改善ではなく、日常機能の改善なので痛みがあろうが無かろうが目的に添った姿勢作りを行えば生活の質は向上します。
形とはエネルギーの可視化
姿勢改善をする際にもっと重要な点は、「人の身体をどう動かしたいか」です。
例えば、マイケルジャクソンの象徴的な前に倒れそうで倒れないあのポーズ、実際には足に仕掛けがあるものの、あの斜めの体勢だけを見たらどっちに倒れそうかって想像できるはず。
つまり、形とは動くためのエネルギーの方向を意味してくれています。
ならば姿勢改善に置き換えたとき、その人の姿勢を見ればまず各パーツのエネルギーのベクトルが分かります。
胸郭はが後傾していれば胸は後ろに倒れようとしていたり、骨盤の前傾が強ければお腹は前に倒れようとしてるなど、各パーツのエネルギーのベクトルが分かれば、修正する方向も分かるし動かしたい方向にも角度をつけられる。
僕は空手をやっていたので型の稽古を受けていました。あれも一つ一つの形に意味があり実戦用ではないものの実戦からブレイクダウンされた形になっていて「動き」に繋がっているのです。
なので形には意味がある。と考えるべきで形から動きが想像できるようになれば望んだ機能的姿勢に変えることができるのです。
まとめると、姿勢改善=根本改善というのは少し大袈裟すぎるし目的が抜け落ちた表現だと思ってて、動くことまでも想像した機能を高める意味合いでの姿勢改善であれば、痛みがあるないに関係なく多くの人に必要なことだと思うのです。
とにかく日常が楽になるように。









