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2025/07/14(月)

セルフケアよりも日々の過ごし方なのか

カテゴリー:院長ブログ

 

これまで沢山の患者様を診させて来て貰って、今一つの答えに辿り着きました。

 

 

それはセルフケアには限界があるという事。

 

 

セルフでできる範囲というのは当然セルフレベルの効果であってプロが行う施術のレベルには達しません。

 

 

というより達してはいけないとも思う。

 

 

 

大前提セルフケアはとても良い事として捉えていますが、その認識です。

 

 

 

おまけ程度だけど少しでも体に気を使いたいと考えているのではあれば全然問題ないですが

 

 

まるでセルフケアで全てを改善しなければならないと思っているのであれば、その考え方ではもしかしたら本当の意味で健康な生活に近づけないのかも知れません。

 

 

セルフケアの意味は結構広義で、単にストレッチやマッサージ、エクササイズと言った肉体的なボディケアだけではなく、

 

 

仕事、家族、社会との関わり方や自己肯定感、自己理解、自己決定力、など精神状態や取り巻く環境すべての設定の仕方もセルフケアだと国立国際医療センターの資料に定義付けられています。

 

 

 

話は戻ると、日々の施術の中で、どうしたらより患者の体が健康を維持されるだろうか。

 

 

 

と考えていて

 

 

セルフケアではどうしても個人の健康意識の高さやモチベーションに依存してしまい、なかなか継続することが難しかったりすることもあり、もっと現実的に人の痛みの原因を考えていくと

 

 

 

それは大抵の人が「なにも悪い事をした覚えがないのに痛くなってきた」と証言することが多く

 

 

 

問題は単に筋肉が硬くなるからストレッチでケアしておこう、ではなく、その一歩前のそもそも日常の中で身体が正しく機能しているか?

 

 

 

ここに目を向けた方が圧倒的に痛みに対しての治療戦略も深いものになるし予防的だと思ったのです。

 

 

 

本来、使われるべき機能が失われていると、Aさんはお辞儀をする時背中から丸くなるけど、Bさんは正しく股関節から曲がる。

このように無意識に起こる日常動作で主体的に使われる部位が全くもって違ってきます。

 

 

 

そりゃ背中から丸くなるお辞儀ばかりしていたら、腰はすぐに引き伸ばされて痛くなるし、いくらセルフケアで毎日緩めてもそれはまるでイタチごっこのような話。

 

 

 

だから、健康意識が高いことに越したことはありませんが、その目を向けるポイントというのがめちゃくちゃ大事なんです。

 

 

 

体が壊れてしまうのにはある程度その理由があるはずなんです。

 

 

 

その無意識に起こっている動作の間違いを見つけ身体を機能を変えてあげる事が僕の仕事なのかなって

 

 

 

今はそんな感じ

 

 

 

 

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