2025/03/18(火)
セルフケアはどこまでやるべき??
カテゴリー:院長ブログ
皆さんこんにちは!整体サロンArsの上橋です。
本日はセルフケアについてのお話しです。
セルフケアとはすごく聞こえの良い言葉で、自宅でも一人でもケアできたならそんな良いことはないですよね。
しかし、セルフケアって意外と難しくてやり方を間違えると逆に悪化したりすることもあって一概に全ての人にいいとは言えません。
よく私の所でも腰痛や肩こりの方にセルフケアを指導することがあるのですが、人によってお伝えするタイミングは全然変えたりするのです。
それはなぜか?
答えは伸ばしたくない部分を伸ばしてしまうからです。
腰痛患者様の多くは股関節が硬いことが非常に多く、この股関節のストレッチ(お尻のストレッチ)が有効だったりします
しかし、股関節のストレッチは足を組むことも多く、無理な体制になってしまったり、伸ばしたくない腰までストレッチされてしまったりします。
これでは本末転倒。
なので私は人によってそのケアを導入するタイミングを変えたりします。
もしくはケアがいらないと判断する場合もあります。
これは、施術のみでは難しかったり生活習慣がとてもじゃないけど悪い方に限ります。
第一に目指すはセルフケアがなくても生活できるほど寛解することです。
これは酷く慢性化して組織が変形していないものであれば可能なのです。
それとやはりどうしてもセルフケアだけでは賄えない細かいコントロールが必要な施術もありますので
その場合は自分の役割だと思い不調箇所の施術にあたります。
つまり、セルフケアで効果が出る方は勿論大いにやってもらっていいですが
慢性化した重症化した症状は病院での精密検査やリハビリ、私みたいな別の徒手療法による施術を客観的な視点から受けることが理想なのだと思います。
自分一人でもどうしようもできない、又は一度自分の体はどうなっているのか調べて的確なアドバイスが欲しい方は是非ご連絡
ください。